マジメなヤツは損をスル

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     さて…私立学校就学支援金というシステムがある。
     これは、民主党政権になって、高校無償化が行われたが、公立と私立の格差を是正する為に、私立学校の学生にも、一定額の助成を全員に行うというシステムである。
     
     ちなみに、親の所得によって加算支給請求などもできる。
     
     ところで、このシステム・・・一つ大きな欠点がある。
     何があるかというと、履修している単位1単位あたり●●●●円という形で、年度末に還付される形なのであるが・・・その上限として、保有単位が合計74単位(74単位は高校卒業に要する単位要件)に達するまでという条件がある。
     
     通常の私立学校だと、年間30単位〜40単位前後の単位を取得することとなる。
     つまり、3年目には74単位を余裕で突破して、雀の涙ほどの還付金しか戻ってこないわけである・・・が、まあそれは良いとしよう。
     通常の高校なら・・・な。
     
     近年、禿もルネサンスなんたらとかで事業に乗り出してきて増加中の、広域通信単位制高等学校だと少し話が違ってくる。
     
     通常の高校だと、ある科目を落としたりすると即留年なんていうところも多いが、通信で単位制だと、落としても翌年取得すれば良いところがほとんどである。
     
     では、何が起きるかというと・・・
     
     たとえば、年間32単位履修する学校だったとする。
     ある生徒は不まじめで1・2年生のとき単位を落としまくって、3年進級時に42単位しか持っていなかったとする。つまり、三年時に32単位取得して74単位ピッタリで卒業。
     
     一方ある生徒は、マジメで1単位も落とさずに3年進級時で64単位保有。合計96単位習得して卒業するとする。
     
     そうした場合、前者の生徒は卒業後に3年制の分として32単位分の就学支援金が還付される事となる。
     後者の生徒の場合は、進級時に64単位保有しているので10単位分しか就学支援金の還付計算の対象になって来ないわけである。
     
     どういう事だ?なんという欠陥制度だ。
     マジメな生徒がバカを見て、不まじめな生徒が得をする仕組みになっている。
     
     ちなみに、過当競争が熾烈な通信制高等学校業界では、わざわざ就学支援金を極限まで活用するために、年間の履修単位数を25単位まで削り込んでいるところも少なくない。
     この数字、高校生の年間の学習量としては、かなり危険な数字である。
    (参考までに、世界史B・国語総合・数学IA・英語Iなどは4単位である。これに芸術や体育、保健、総合など通常2単位の科目なども絡んでくる事を考えると、実質的な主要科目は3・4科目という事になる)
     どれだけ勉強しなくていいか解るであろう。
     
     通信制はバカが行くところだからと割り切ればそれでいいが、教育の本旨を見失っていないか心配である。
     
     それにしても、正直者がバカを見るシステム・・・
     本当にひどいものである。
     
     早くミンジュダン(彼らにふさわしい読みをしてみた)が下野して、こんなゴミみたいな制度が無くなりますよう
     父と子と聖霊の御名においてお祈り申し上げます。
     
     えいめんっ
     


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